忍者ブログ
フットボールの徒然ニュース
[1]  [2]  [3]  [4
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1353479.jpg

ノッテンガムフォレストから、ブラックバーンとの争奪戦で獲得した時、赤い悪魔は、ポストカントナ時代の象徴となった彼のこのような活躍を予想していただろうか?エリックカントナの精神を受け継ぎ、マンチェスターユナイテッドの黄金期を支えた彼のシーズン半ばにしての、離脱、契約更新解除は、栄光を謳歌したクラブの一つの終わりを告げる物になりそうである。この嵐のような数週間、彼を取り巻く環境は急激に変化したのであろうか?MUTVでの彼の例の囁きは、クラブの危機を救ったと形容され、喝采を浴びた。しかし、老い行く身体にグランドの中での貢献が限られて来る時、彼が上昇軍団の中でできる、これが寂しくも唯一のことだったのかもしれない。移籍先はセルティクが有望だとされている、これは、以前から言われている、赤い悪魔の監督就任としての、シナリオの一部として、有名な、一種のモラトリアムである。

肯定論:

問題は、彼の代役選びである。それは、ブライアンロブソンの時にも執拗に疑問視されたことだったが、彼のプレー以上に、精神面でのチームに対する貢献は、文字道理、“代えられない”物だ。何れにせよ、デビッドベッカムとの決別以上に、彼を失う赤い悪魔は、その失う物の大きさに、何れ直面することになるのであろう。

懐疑論:

地元アイルランドメディアが伝えた、事実上の解雇に近い形となった、今回の一件は、両者合意の上と名目上そうなっているが、ロイがもう彼の居場所が、オールドトラフォードには無いと気付く時、それは、クビを宣告された訳である。当然、契約中の突如の解雇だけは、避けたい、キーンは、来年の夏に切れる契約行使を待たずに、自由に他のクラブと契約交渉できる権利で、合意した。それは、一種のバーゲンセールである。セルティクも、叩き売り品を買うほど御人好しなのか?そんな論調もチラホラ。果たして、この一件で、トラブルメーカとしてのレッテルを貼られた彼は、選手として、また、監督としての未来も危惧されるようになるのか?口は災いの元。そんな感じである。


キーンゲートのタイムテーブル:

7月:マンチェスターユナイテッドの極東ツアーに不参加。怪我が主な理由で、彼との不調和がその理由だと言うことは、クラブ側は全面的に否定。

8月:アレックスファーガソンは、公式に、ポルトガルでのトレーニングキャンプでの彼との不調和を発表。しかし、日常の一コマと、重大さを否定。彼お得意の、トレーニングキャンプでのクラブ側のセッティング不備が、ファーガソンとの確執の原因だったと、言われている。

9月20日:些か疑問が残る彼の早期でのリバプール戦での復帰。スコアレスドローに終わったこの試合、彼も、残り2分で怪我の為に交代。左足の骨折、2ヶ月間の戦線離脱の余儀なくされる。

9月29日:今シーズン限りで、赤い悪魔を去る予定だと宣言。イングランドクラブ以外で、1~2年程プレーを続けるとプランを語る。同じ日、怪我の療養地、ドバイで、4−1で惨敗したボロ戦を観戦。

11月1日:MUTVでの彼の発言は、検閲を受け、お蔵入りなる。

11月2日:ファーガソンは、オールドトラフォードでの秘密は漏らすべきではないと、厳重に非難。

11月3日:チェルシー戦を前に、クラブハウスで、キーン立会いの下、例のVTRの試写会が行われる。同時に、アシスタント、カルロスケイロスとの口論が伝えられる。

11月6日:チェルシー戦での勝利後、アランスミス、リオファーディナンドが、彼の要求に“完全に応えた”と、例のコメントの影響を肯定。

11月17日:大衆紙サンのスクープ、“彼の契約延長は行われない”と言う記事が発表される。リザーブリーグWBA戦で、彼のポジションが存在しないと告げれる。

11月18日:早朝、ファーガソンとこのことについて、口論。その後、正式に、赤い悪魔を去ることに、同意。
PR
tape.jpg

ウォーターゲートさながらの盗聴がオールドトラフォードで行われたことを、大衆紙サンは大々的に報道。仲買人によって、そのテープは渡されたが、彼らの判断、マンチェスター側に付き、スタジアムの盗聴事件と言う、社会的な問題に仕立て上げることの方が、タブロイドの売り上げ的にはプラスになると考えたのであろうか?彼らは、潔く、先日のチェルシー戦、マンチェスターユナイテッド側のロッカールームに仕掛けられた盗聴器からの音声テープを、クラブ関係者に渡したと、英雄気取りである。(笑)もし、彼ら(マンチェスターユナイテッド)がこの試合に負けていて、ロッカールームが一種のバトルグランドになっていたら、、、それは、彼らの売り上げ的観点からして、ことは全く違った方向で進んでいただろう。そう、それがタブロイドの身の軽さでもある。

しかしながら、ロッカールームの雰囲気を少し暴露する文字も存在し、アレックスファーガソンの例のSkyで飛び出した、下品な言葉は、ロッカールームでの大爆笑を誘い、選手が真似する、和やかムードを綴っていた。

最後に、盗聴の新たなターゲットは、チェルシーだとの警告も存在し、早急なスタジアムセキュリティーを要求する文面で終わっている。
オールドトラフォードで行われる天下分け目のビッグマッチ。レッドデビルズの文字道理、悪魔の数週間を葬り去る良い切っ掛けにしたいと言う、選手達の思いが伝わってくる試合になった。凡そ、世界の7億5千万人が視聴したと言われる世紀の一戦。スタジアムに何時もの様に観戦に来ない、グレイザ一一族でさえ、アメリカの何処かの地で衛星を通じて、この数字の一つを担ったはずだ。試合後、アレックスファーガソンの狂喜は、タブロイドのお気に入りになった。メディアを賑わす活字は、マンチェスターユナイテッドの復活。数週間までの紙面と180度違った、宴会ムードは、メディアの変わり身の早さに、改めて脱帽である。“危機って、何?”と言う見出しのミラーは、ロイキーンのMUTVで語ったとされる、台詞を誇張して発表した張本人であることを、忘れさせる、お気楽な紙面であった。ロイキーンと言う特効薬が、マンチェスターユナイテッドに蔓延する疫病を治療したと言う。これが、鳥インフルエンザにも効果があると世界も少し安心しそうだと言いたい程、彼の批判は効果があったと言う書きっぷりである。現に、ロイキーンの標的にされたアランスミスは、あの劇的な試合後、こうコメントした。

“監督は決して僕達を疑ったりしない。それは、僕ら自身への信頼と同じことさ。しかし、時に、マンチェスターユナイテッドと言うビッグクラブでプレーしていると、改めて自覚し直すことが大切になって来る。それは、ビッグクラブでプレーする選手の質は、絶えず求められるものだと言う物。皆、その批判が何所からやって来たのか知っている。批判は謙虚に受け入れるべきものだ。マンチェスターユナイテッドは常に勝ち続ける使命を背負ったクラブだ。特に、ボロ戦で見せた私達のチームは、真のユナイテッドではない”

“あの種の批判はロイの物ではなかった。それでも、彼は、誇り高き人間だ。彼は、私達に彼が言った本当のことを話してくれた。それを聞くと、一部のメディアの憶測の馬鹿らしいさが良く分かると思うよ。それでも、僕達は、ピッチに出て、そして、良いプレーをした。貴方が選手である時、賞賛と同じように、ある程度の批判は受け止めるべきだ。そして、その批判は、ただ、ピッチの中で答えることができる。ユナイテッドの選手全てが、それを実践しようとしている”

ロイの批判の中心にいた、ファーディナンドも試合後こう語っている。

“この数週間は、個人的にも、ユナイテッドにとっても、厳しい物だった。批判はマンチェスターユナイテッドのようなビッグクラブには、付き物だ。更に、その批判が、時に、手に負えない位、肥大化することを、知っておかないといけない。雑音が少し多かったね、しかし、この試合は、私達にとって大切な試合であった。そして、絶対に勝たなければならない試合だった。運良く、その試合に私達は勝った。そして、煩い数週間に渡る雑音を葬り去った”
英国の各メディアは、ロイキーンの同僚選手への名指し批判は、これが最初でないと、書き立てている。2002−2003年シーズンのオーレグンナースールシャールの貧弱なゴール数が、彼の逆鱗に触れ、其のときも、上層部の判断で、そのインタビューはお蔵入りになったと述べる。また、 ルートファンニステルローイ のカメラを意識した身の振る舞いに、激怒し、最近のフットボール選手総セレブ化現象に渇を入れる一幕もあったようだ。過去の例から、アレックスファーガソンの身内の秘密は漏らさないと言う、秘密主義を破った選手は、無残にもオールドトラフォードを去る運命にあった(ヤープスタムの暴露本事件が記憶に新しい)のが、この明らかになった件で、ロイキーンが何も処罰を受けてないことを考慮しても、今回の一件でこのアイルランドの闘将が、マンチェスターから離れると言うことにはならないだろうと、予測している。クラブハウスで、例のVTRの試写会が行われたことを、サン紙がデカデカと報道。一部のメディアは、ロイキーンは見るに耐えかねて、退室したと報じているが、ことの真相は分からない。また、一部のメディアの憶測で、ファーディナントへ、与えたメッセージだと言われた、お金だけ貰って、喜んでいる、、、うんぬんのコメントは、彼を名指しにしたものではないと、メディアの歪曲を大きく非難。

アレックスファーガソンの去就に対して、アメリカの資本家、グレイザー一族は、チェルシー戦の結果如何によって、結論を出す、その様な早急な決断は下さないと、あくまでもファーガソンを支援する構えだ。当人、ファーガソンも、ファンのフラストレーションを当然のことだと、神妙に受け止めると発言するが、まだギッブアップケースではないと、戦う姿勢も強調する。

以前の、BBCの特集で、ロイキーンのカードコレクターについて、質問された所、以下のように答えている。
"You're not getting in again, right - you know the f***ing rules here."
その件については、今後一切、首を突っ込まないでくれ。良いかい。ここには、ルールと言う物があるのだよ。




以前からメディアに度々登場する、アレックスファーガソンのクラブを私物化する、ファーガソンファミリービジネスは、メディアのお気に入りである。息子のエージェンシーへの選手移籍にまつわる、裏金疑惑。ファーガソンの裏の顔は良く知られている。
mau.jpg

CLでの無残な負けは、遂にマンチェスター王国の終焉を迎える物だと、メディアは書きたて始めた。一部のメディアは、MUTVのプロパガンダ的、放送スタイルが、公平かつ真実を流すメディアに相反するものだと、批判する。その意味で、ロイキーンの一連の発言を規制したことは、彼らの放送スタイルに汚点を残す結果となったと、その後遺症を指摘している。アレックスファーガソンの退陣も囁かれる中、レッドデビルズのアメリカ資本家はどのような、経営計画を描いているのだろうか?一部のメディアを抜粋してみた。

例のロイキーンのチーム対する熱弁が、今のこのチームに渇を入れる十分な物であればよかったのだが。些か、縺れ気味の舌を持った、この怪我したキャプテンが、プレイヤーに息吹を注ぐことができた唯一の人物だったかもしれない。しかし、彼の熱弁を持ってしても、このチームの狂った時計を直すことは、不可能と言う事実に直面するのは、そんなに時間は要らなかった。サポーターは今までに経験したことのない、このチームの現実に昨夜のパリで、直面することになる。

時に、事実として、彼らがクラブに対して極度の信仰寄せるとき、ユナイテッドのサポーターは、素人のミーハーフットボールファンだと、間違って非難される。しかし、彼らのその友好的な信頼関係も、過去の哀愁になろうとしている。そして、そんな彼らが、試合中休むことなく、彼らの愛したプレイヤーに対して罵声を浴びせる光景を見たとき、キーンの一連の熱弁が、紳士の気品溢れる、単なる屁理屈に思えてくる程であった。

引用:ガーディアン「Red alert as United slump again

キーンの例のチームメイトを攻撃した、全貌は明らかにされていないが、少なくとも、怪我人リストで崩壊した、マンチェスターユナイテッドのスターティングラインナップの5人は、もし、それが公共の電波に流れていたら、キーンに対して復讐の闘志をメラメラと燃やしていただろう。5千人のマンチェスターユナイテッドのファンは、一連のキーンの出来事に対して、彼らの気持ちを素直に、試合中、キーンの名前を叫ぶことによって、表現した。

プレミアシップで、トップを独走する、逃亡者チェルシーは、日曜日、血の匂いを嗅ぎ分けながら、オールドトラフォードへとやって来る。フランスの首都へとトリップを作った群集は、モウリーニョチルドレンの手で行われる残虐な殺戮をどうにか間逃れる可能性を探しながら、試合を見ていた。(笑)ホラー映画の領域だな。

引用:サン「Lille 1 Man United 0

キーンはボロのあの敗戦からなにも反応が無いことを議論し始めるだろう。そして、その試合に対する彼のコメントにも無反応な状態に。多くは彼が行った行為について、コメントするのは、どうかと良心に問う。しかし、誰も、昨夜の彼等の試合の後、その正当性を疑うことはできない。

引用:タイムズ「Limp United prove Keane right
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
(12/21)
(02/02)
(01/27)
(01/27)
(01/26)
最新TB
プロフィール
HN:
Three lions
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ   [PR]

素材提供 始まりはいつも空