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フットボールの徒然ニュース
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土曜日、彼の生まれた故郷、ベルファーストで行われる、大規模な葬儀は、北アイルランドが抱える、トラブル(北アイルランド紛争)への解決の糸口になると、メディアは積極的に書き立てている。ジョージベストの生前の夢、アイルランド統合チームでの国際試合出場は、彼の死後、実現するものになるのか?些か壮大に思えるその夢の実現には、もう少し時間が必要だと言うことは、さておいて、北アイルランドが生んだ国民的英雄の葬儀は、二つに分断された、カトリック、プロテスタントの溝を埋める有効な切っ掛けになるだろうと、メディアは希望を綴る。プロテスタント出身の彼の葬儀にもかかわらず、多数のカトリック教徒が出席、弔問に訪れると、宗教、政治を超えたこの地方の人々に愛された、人柄を称え、スポーツが最近膠着状態である、政治的な駆け引きの、一つのスパイスになれる可能性をロマンチックに綴る。

しかし、上の政治的問題は、神以外、解決できそうもない、と言うのが私の見解である限り、実際そんなに甘くはないであろう。それは、エリックカントナが、この英雄に送った餞の言葉からも、察することができる。“天国での最初のトレーニングセッションの後、彼は相手(神様)DFを自慢のドリブルで粉砕するだろう。彼が天国でプレーするチームの中で、私のポジションも空けといて貰いたいものだ。そう、彼は神ではない”彼の死を神秘化、美化するのも良いが、決して彼は神ではない、玉蹴りが上手い一人の人間に過ぎない。それは、皮肉混じり語った、カントナ自身も同じことだ。そう、それが全てを物語る。因みに、彼の棺は、皮肉にもアルコール依存症で、命を落とした、母の隣に埋葬されるそうである。肉欲の象徴だった彼が、神になれる筈が無い。
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