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フットボールの徒然ニュース
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リバプール程、フットボール界で数々の栄光を獲得したチームはいない。それは彼等の、ヨーロッパでのCL5回優勝の活躍と、イングランドリーグ(プレミアリーグ)18回優勝の圧倒的な回数が何よりも物語っている。創設は、当時、アンフィールドの所有者、John Houldingが、エバートン側との、賃貸料でのトラブルによって、このスタジアムからエバートンが去っていったことで、自分自身のクラブを持つことを模索することから始まった。60年代のThe Kopと言われる、熱狂的なリバプリアンが集まる立見席は、熱狂を帯び、BBCの記念すべきMatch of the dayの放送を祝うかのように、マージーサウンドが鳴り響た。しかし、英国の負の遺産とも言われる、フーリガ二ズムの代名詞と言うべく、2つの大きな事件(ヒルズボローの悲劇ヘイゼルの悲劇)が、彼等自慢のスタンドから起こり、その栄光に泥を塗る形となり、ファンの熱狂が、ちがった形で伝えられたのはなんとも残念なことだ。エバートンとのライバル関係は、建設予定のスタジアム共有の提案でも、両者の意見の食い違いが現れ、今尚続く、この強い対立を浮き彫りにした。しかし、このトヨタカップには、彼らは何故か?分が悪い。スペインのメディアは、別名リーガプールと言われるこのチームをもう1つのスペイン代表だと、記事の見出しを躍らせている。しかし、レプリカを売る為に、悲願のスタジアム建設の為のスポンサーへのアピールの為との、経営的な思惑は前面に否定し、ただ、純粋に悲願のトヨタカップ制覇を、念仏のように唱えながら、戦った彼らであったが。結果は、、、生憎、彼らの運はこの極東にはないようだ。それでなくても、日程の詰まる、英国の師走のフットボール事情を考慮すると、殺人的なスケジュールが、このジェットラグで疲れた、彼らの身体に襲い掛かる、地獄絵巻が待ち構えそうだ。スペイン人監督の去就は、白い軍団の危険信号で、現実味を帯びつつあるが、リバプール側も、この憶測に牽制すべく、お金ではない、“長期的視野”が、我がクラブにポリシーとして、根強くある限り、この監督は、我が倶楽部に一種の居心地の良さを感じてくれる筈だ!と、鼻息が荒いが。そう、今のリバプールには、チェルシー程のお金はないし、マンチェスターユナイテッド程の、知名度もなく、アーセナル程の地理的有利もない。彼らの生きる道は、地元密着、チームワーク。それでは、スペイン軍団で良いのか?ジェラードがこの倶楽部の生命線であることは、ピッチ上並びに、外でも同じことだ。
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無題
エヴァートンとはそういう関係だったんですか。知らなかったなあ。青い方は、あんまり印象がなかったんですが、おんなじくらい伝統的なんですかね。然し、川の名前を聞くと竹内まりあが出てくるのは如何なものか<「襟なしスーツで決めてたあのころ♪」
toonarmy@えげれす/フィジー通信、そして。 URL 2005/12/20(Tue)03:10:13 編集
無題
「マージービートで歌わせて」で、すっか?(笑)調べると、リバプールサウンドは、東芝EMIが作った言葉なのだそうで。ある意味、この当時の英国発のサウンドは、皆、リバプールサウンドと、言われて区別が無かったと言うことです。(笑)因みに、You'll never walk aloneは、ジェリー&ザ・ペースメイカーズの初期のヒットソングでありまして。彼らも、マージービートに属するバンドです。

あの街の印象は、外国人に優しい、街でした。他の街と比べて、少し開放的な感じがしましたね。ま〜そんな感じで、外国人選手歓迎のムードを醸し出してる、市民性は分かりますが。所詮、地方都市ですからね。ど〜なんでしょうか?

しかし、あそこの訛りどうにかなりませんかね?コミュニケーション不可能になるケース度々でした、、、(笑)
Three lions( URL 2005/12/20(Tue)12:41:10 編集
無題
私の唯一の海外旅行歴。
リバプールではUEFAカップがあり、
リバプール対ローマで、かなり追い掛け回されて担がれて引きずられて言葉がどべどべで私もうだうだでまったく通じず日本語で通したらなんとなく理解できて気がついたらチケットもないのにアンフィールドに入場してました。追い回されたときあらん限りの知識を振り絞り、リバプールの選手の名を連呼したのですが、人間、追い詰められると興味のなかったはずのチームの選手の名までスラスラスラスラ出てきます。
あと、ちょいお洒落な喫茶店で「HGモドキ(当時いないって)のファンか?」と尋ねられ、「ちゃうぞ、キモいやん」と言ったら、嬉しそうにシャツのボタンを取ってエバートンのシャツを見せた奴がいたな。好青年ぽっかったが、一番危険なシーンだったかもしれない。
ogoh URL 2005/12/27(Tue)04:03:32 編集
無題
非常にごぶさたしておりますが・・toonarmyさんのところからたどり着きました。
トヨタカップの準決勝を寒さに震えながらも気持ち良く見てきました。同僚のIrishのリバさぽは、「あんなに寒くて悔しい思いをしたのは始めてだ。」と申しておりました。
また来まーす!
ps vs浦和のManU戦もスミス君見たさに行って来ましたよん。
pink URL 2005/12/29(Thu)12:59:09 編集
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