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フットボールの徒然ニュース
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ようこそ、地獄への文字は、トルコ特有の儀式のように、西側諸国の選手を迎える時の一種の伝統である。あの赤く染まったスタジアムには、血の匂いが感じ取れたかもしれない。その中で、スイスはアウェーゴールと言う最大の武器を、試合が始まって直ぐに、Jリーグでも活躍したこともある、Alpayのハンドによって、プレゼントされた。これは、この環境の中でプレーするにおいて、この上ない贈り物だったに違いない。皮肉も、この一点がWC行きの明暗を後に分けることになる。

Alpayはイングランドプレミアリーグのアストンビラでプレーしたことがある。リーズサポのイスタンブールでの死傷事件は、トルコとイングランドの関係をこれまで以上に悪化させた。その渦中の中、アルバイはアストンビラにトルコクラブから移籍することになる。当初、彼は、自分自身がトルコとイングランドの関係を修復する、架け橋になりたいと、親善大使的役割をかって出る発言をしている。しかし、犬猿の仲、デビッドベッカムとのマインドゲームで、英国国民の反感を買い、半ば追い出される様に、この地を後にする。結局、敵に回した相手がベッカム様だったことが災いした。英国メディアは声を揃えるように、ベッカム側に付き、彼に対してのネガティブキャンペーンを始めた。気付けば、かれの居場所は何所にもなく、ドーバー海峡を渡る以外に方法はなかった。以上の理由でも、彼の国歌合唱での凄まじい熱唱は、相変わらずだとの印象を頂いた。(笑)

試合後のトンネルでの両チーム同士の乱闘は、FIFA会長の偏った声明文で、ことがややこしくなりそうな予感である。彼の一方的なトルコ批判は、配慮に欠ける物だと、トルコ関係者も非難するのは納得できる。喧嘩両成敗と言う言葉があるように、一方的な過失の押し付けは、余りも短絡しすぎるのではないか?確かに、トルコ選手のラフプレーは目立ったが。

しかし、それにしても、スイスの国を挙げてのチーム育成は、スイス人の祖先を持つ、国外にまで及ぶ壮大な物だと聞いている。それが実を結びつつあるのか。母国開催で湧きあがるユーロ大会の準備として、WCの出場は国家にとってこの上ない理想的な展開だろう。アメリカ大会出場は、名匠、ロイホジソンによってもたらされた、彼らの国際舞台での数少ない遺産だ。その頃活躍した、シャプイサはもう代表のユニフォームを脱いだ。今回のWCは、スイスフットボールの新たな一ページが刻まれる大会になる予感がする。
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